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【動画紹介】島津知財における生成AIプロンプトドリブン改革【阿久津 好二 先生】【サマリアウェビナー】

10月6日
読了時間: 3分

更新日:3 日前

この記事の案内

記事種類:講演・動画

分類:特許

論点:AI・知的財産 / 知財経営 / 明細書作成・翻訳

HP掲載日:2026-10-07

表示・分類確認日:2026年10月14日

【動画紹介】島津知財における生成AIプロンプトドリブン改革【阿久津 好二 先生】【サマリアウェビナー】

年間1億円以上のコスト削減

ペーパーレス化のときと同様に、抵抗勢力を乗り越えて改革を推進した。

「ロジック化可能な知的労働」という専門業務そのものをAIに置き換えることである。社内共通のプロンプトを作った。

まず、外国出願の翻訳を内製化した。

当初はChatGPTを使用していたが、用語の揺らぎや段落の省略があったため、Geminiのラージモデルに変更し品質が向上した。

次に、外国の中間処理において、現地代理人によるアナリシス(分析)をAIで代替した。

NotebookLMを使用し、OA通知、引用文献、本願発明のPDFのみを読み込ませ、情報を限定することでハルシネーションを抑制し、精度の高い分析と補正案作成を2分程度で実現している。

さらに、発明者が作成する「発明届け」について、開発資料(PDF, PowerPoint等)をGeminiのディープリサーチに入力し、発明技術の抽出、課題、解決手段、効果を整理させ、それに基づき自動で先行文献調査とクレームチャート作成まで行わせている。

これにより、発明の本質的な部分の特定と調査が15分程度で完了する。

明細書作成の自動化にも着手している。

先行文献調査を経て練り上げられた発明の構成に基づき、AIが明細書の「従来技術」「課題」「効果」や実施例、さらには請求の範囲(独立項・従属項)まで自動生成する。

図面作成はまだ難しい。

FTO(他社特許クリアランス)調査も、開発資料から製品仕様を自動抽出し、広めの検索式で得た数千件の母集団の請求項と製品仕様をAI(GPT-4o API)で全件比較判定させる。

これにより、従来10万件/年を研究者が読んでいた作業が激減し、地財部が確認すべき案件(三角・丸判定)のみに絞り込めるようになった。

こうした改革の核心は「プロンプト」にある。

プロンプト作成とは、ベテランが持つ暗黙知(判断ロジック)を言語化・形式知化する作業である。

ハルシネーション対策としては、①業務特性に合わせたモデル選定、②目的だけでなく「非常に細かい単位」でのステップ指示、③インプット情報の限定(クローズドな世界にする) が重要であると述べている。

今後は、経営戦略や開発計画からAIが特許戦略を立案し、明細書と共にアウトプットする時代が来ると展望している。AIには責任や権限執行はできず、最終的な「判断」は人間が担う必要がある。

https://lnkd.in/g6Fa8K52

AMEBLO原文(2025-11-03):

https://lnkd.in/gUrSQDYt

更新履歴

本文の更新内容と表示整備を区別して記録する。

2026-10-07:LinkedIn原文を初回掲載し、分類・記事情報・相談導線を設定。

2026-10-14:検索索引の論点表示を、既存の3論点タグと一致させた。原稿本文は変更していない。

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