知財高判令和5年(行ケ)10104【非常に低い抵抗材料で形成された…デバイス】<清水響>
10月1日
読了時間: 2分
更新日:3 日前
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記事の種類:判決紹介
分類:特許
論点:実施可能要件、訂正
HP初回掲載日:2026年10月2日
事件番号(原文表記):令和5年(行ケ)10104
表示・分類確認日:2026年10月2日(法的分析の再確認日ではない)
知財高判令和5年(行ケ)10104【非常に低い抵抗材料で形成された…デバイス】<清水響>
⇒実施可能要件×
明細書等に記載された試験結果(図14A~21B)は、温度低下に伴う抵抗の減少を示しているものの、いずれも抵抗値がゼロになったことは示されていない。
抵抗値と抵抗率は区別されるべきであり、抵抗値がゼロでない以上、超伝導状態にあるとはいえない。
仮に材料の一部が超伝導化したとしても、その部分のみを取り出して導体とする具体的な方法が開示されていない。
⇒ジョセフソン効果の発現について導体が超伝導状態(抵抗値ゼロ)にないにもかかわらず、バリア材料にジョセフソン電流が流れるとする明細書の記載は、技術常識に反する。
そのような現象が生じ得ることを裏付ける試験結果等は明細書に記載されておらず、原告提出の宣誓書にも具体的根拠がない。
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