知財高判令和3年(ネ)10037【止痒剤】<清水響>
English version: https://www.takaishihideki.com/en/single-post/linkedin-7512399955731374080-en この記事の案内 記事種類:判決紹介 分類:特許 論点:損害賠償 HP初回掲載日:2026年10月5日 事件情報:令和3年(ネ)10037【止痒剤】<清水響> 表示・分類確認日:2026年10月10日 令和7年5月27日 知財高判令和3年(ネ)10037【止痒剤】<清水響> <損害論>消費税相当額の取扱い 消費税法4条・2条1項8号および消費税法基本通達5-2-5 ⇒特許法102条1項に基づく「販売数量×単位利益」により算定される逸失利益については、「資産の譲渡等の対価」とはいえず、消費税を上乗せすることはできない。 他方、特許法102条3項に基づく「実施に対し受けるべき金銭の額」は、侵害者との間で事後的に定める実施料相当額であり、「資産の譲渡等の対価」と評価し得るから、その範囲で消費税相当額を加算しうる。 ※損害論以外は、同日付の、令和6年(行ケ)1003
知財高判令和6年(ネ)10072【ドラフト差測定装置】<中平>
English version: https://www.takaishihideki.com/en/single-post/linkedin-7512400447773609984-en この記事の案内 記事種類:判決紹介 分類:特許 論点:損害賠償 HP初回掲載日:2026年10月5日 事件情報:令和6年(ネ)10072【ドラフト差測定装置】<中平> 表示・分類確認日:2026年10月10日 知財高判令和6年(ネ)10072【ドラフト差測定装置】<中平> 『本件特許維持費用等のうち、異議申立手続のために支出した費用は、一審被告及び日本製鉄による本件特許に係る特許異議の申立てに対応するための費用であるが、上記の特許異議の申立てが違法であったとは認められないから、一審被告の不法行為の存在は認められない。 本件特許維持費用等のうち、異議申立手続のための費用以外の費用については、一審原告が自らの判断で本件特許の出願及び維持のために支出したものであり、そも そも一審被告の行為によって一審原告がこれらの費用を支出しなければならなくなったものではないから
【著作物・商標権】東京地判令和3年(ワ)32244<中島>
English version: https://www.takaishihideki.com/en/single-post/linkedin-7512399843210850304-en この記事の案内 記事種類:判決紹介 分類:著作権・商標 論点:— HP初回掲載日:2026年10月5日 事件情報:【著作物・商標権】東京地判令和3年(ワ)32244<中島> 表示・分類確認日:2026年10月5日 【著作物・商標権】東京地判令和3年(ワ)32244<中島> スケートボーダー兼アーティストである被告(AI)が、ライセンス契約を締結しビジネスを展開していた原告SIに対し、商標権の移転登録を求めた(反訴) ①本件各著作物に係る著作権は、被告に帰属する。 原告SIは、2000年の本件音楽契約に基づき著作権を譲受したと主張するが、同契約の解釈上、音楽作品等は譲渡対象(shall be transferred)であるのに対し、アルバムカバーアート等については宣伝目的の独占的使用権(shall have the exclusive rights)の付与に留
大阪地判令和5年(ワ)10970【映像視聴装置】<武宮>
English version: https://www.takaishihideki.com/en/single-post/linkedin-7512399572581937152-en この記事の案内 記事種類:判決紹介 分類:特許・不競法 論点:クレーム解釈・損害賠償 HP初回掲載日:2026年10月5日 事件情報:大阪地判令和5年(ワ)10970【映像視聴装置】<武宮> 表示・分類確認日:2026年10月5日 大阪地判令和5年(ワ)10970【映像視聴装置】<武宮> 構成要件F及びGの「圧縮」を備えるというには、T1期間分(又は「T2期間+T1期間」分)の車両走行情報が存在する場合に、これらの期間よりも短いT2期間に収まるように車両走行情報を時間的に短縮する(おしちぢめる)ことが必要である。 ⇒非充足 ⇒Amazonへの侵害報告が不正競争行為に当たるとして、損害賠償請求認容!! https://t.co/LhHb5i5Kec 原記事: https://lnkd.in/gDiax8P3 判決・資料:https://www.courts.go
令和6年(行コ)10007【医薬組成物/存続期間延長登録】<中平>
English version: https://www.takaishihideki.com/en/single-post/linkedin-7512400330110812160-en この記事の案内 記事種類:判決紹介 分類:特許 論点:— HP初回掲載日:2026年10月5日 事件情報:令和6年(行コ)10007【医薬組成物/存続期間延長登録】<中平> 表示・分類確認日:2026年10月5日 令和6年(行コ)10007【医薬組成物/存続期間延長登録】<中平> <論点>医薬品の「添付文書の改訂」が、特許権の存続期間延長登録の理由となる「処分」(特許法67条4項、同法施行令2条)に該当するか? ⇒添付文書改訂は延長登録の対象となる「処分」には該当しない。 (1)添付文書改訂の法的性質(争点1関連) <承認事項との区別> 本件医薬品の製造販売承認において「投与速度」は承認事項(用法・用量)としては申請されておらず、審査の対象にもなっていない。投与速度に関するPMDAの指示は行政指導に留まり、法的な拘束力を持つ処分ではない。 <禁止の解除ではな
知財高判令和6年(行ケ)10024【X線検査装置】<中平>
English version: https://www.takaishihideki.com/en/single-post/linkedin-7512400093438742528-en この記事の案内 記事種類:判決紹介 分類:特許 論点:進歩性 HP初回掲載日:2026年10月5日 事件情報:令和6年(行ケ)10024【X線検査装置】<中平> 表示・分類確認日:2026年10月5日 知財高判令和6年(行ケ)10024【X線検査装置】<中平> 引用文献2には、センサ部の「冷風循環系」と信号処理回路部の「液体冷媒循環系」が記載されているが、これらは冷却構成として別個の技術的思想として把握可能である。 ⇒したがって、審決がセンサ部の冷却に関連する「冷風循環系」のみを抽出して認定したことに誤りはない。 (判旨抜粋) 本件審決の引用文献2に記載された技術的事項の認定は、冷却を行う構成として、上記引用文献2の記載を基礎とし、異なる技術的思想として把握し得る二つの循環系のうちの一方の循環系であるセンサ部の熱を奪う冷風循環系を、客観的かつ具体的に認定した
大阪地判令和6年(ワ)2705【角度調整可能なヒンジ】<武宮>
English version: https://www.takaishihideki.com/en/single-post/linkedin-7512399738353295360-en この記事の案内 記事種類:判決紹介 分類:特許・中国・欧州 論点:訴訟手続 HP初回掲載日:2026年10月5日 事件情報:大阪地判令和6年(ワ)2705【角度調整可能なヒンジ】<武宮> 表示・分類確認日:2026年10月5日 大阪地判令和6年(ワ)2705【角度調整可能なヒンジ】<武宮> ドイツおよび中国の特許権の移転登録手続請求 ⇒不適法却下 特許の登録に関する訴えは「登録すべき地(その国)」の裁判所が専属的に管轄する。日本の裁判所には管轄権がない。 (中国)日本と中国の間には判決承認の相互保証がないため、仮に日本で「原告に権利がある」と確認しても、中国での被告勝訴判決の効力を阻止する役には立たず、法的地位の不安除去につながらない。 (ドイツ)ドイツにおいて原告側がビジネスを行う具体的可能性が示されておらず、法的紛争が成熟していない。 (日本での提訴リスク


東京地判令和5年(ワ)70380【棒状ライト】<髙橋>
English version この記事の案内 記事種類:判決紹介 分類:特許 論点:クレーム解釈、サポート要件 HP掲載日:2026-10-03 裁判所:東京地方裁判所 事件番号:令和5年(ワ)70380 表示・分類確認日:2026-10-03 東京地判令和5年(ワ)70380【棒状ライト】<髙橋> 非充足+サポート要件違反 被告製品1及び2は、「長押し」で記憶し、「短押し」で呼び出す構成であるため、同一の入力方法を要求する構成要件J4を非充足。 被告製品3及び4は、推薦色の発光を第2ボタンの「前記第1所定入力」の「検出」のみによって行うものではないから、「前記第1所定入力を検出した場合、…発光させる」との構成を非充足。 『本件明細書の発明の詳細な説明には、推薦色の記憶と推薦色での発光について、第2ボタンの異なる入力方法による構成によって課題を解決することが記載されているといえるが、推薦色の記憶と推薦色での発光について同じ入力方法による構成によって課題を解決することについては、記載も示唆もない。』 ⇒サポート要件違反...
知財高判令和6年(ネ)10001【ヤーン色配置システム】<清水響>
English version この記事の案内 記事種類:判決紹介 分類:特許 論点:進歩性、設計事項 HP掲載日:2026-10-03 裁判所:知的財産高等裁判所 事件番号:令和6年(ネ)10001 表示・分類確認日:2026-10-03 知財高判令和6年(ネ)10001【ヤーン色配置システム】<清水響> 進歩性×⇒請求棄却 「ハイロー制御(High-Low Control)」= 模様を作る際、表面に出したい色の糸は高く残し、隠したい色の糸は低く引き戻す(あるいは引き抜く)従来技術。 本件発明= 隠れる糸がある分、実際に打ち込む数(効果的レート)を、完成品の外観上の密度(所望のレート)よりも「高密度」に設定し、それに合わせて裏打ち材料の送り速度を制御する。 ⇒先行技術(乙4発明)において、糸の供給や基材(裏打ち材料)の送りを制御して所望のパターンを作るシステムは存在していた。 「ハイロー制御」を使って一部の糸を隠す場合、当然ながら、隠れた分だけ隙間ができないよう、実際の打ち込み密度(ステッチレート)を高くしないと、所望の外観密度が得られないこ
知財高判令和6年(ネ)10056【洗浄作業用バン型自動車】<中平>
English version この記事の案内 記事種類:判決紹介 分類:特許 論点:共同不法行為 HP掲載日:2026-10-03 裁判所:知的財産高等裁判所 事件番号:令和6年(ネ)10056 表示・分類確認日:2026-10-03 知財高判令和6年(ネ)10056【洗浄作業用バン型自動車】<中平> *侵害者製品とは別の製品について、販売の申出をした。 ⇒共同不法行為・否定 (判旨抜粋) 被控訴人が、KCSから被控訴人製品2の納入を受けて、KCSが販売する被控訴人製品1と異なる「ECO ACE JET」の名称で販売の申出をしたとしても、それによって、KCSによる被控訴人製品1の販売を援助し又は容易にしたと認めることはできない。 判決文:https://www.courts.go.jp/assets/hanrei/hanrei-pdf-93950.pdf 原記事:https://ameblo.jp/hideki-takaishi/entry-12957294909.html LinkedIn原文:https://www.linkedin.co



